ホームページを自分で更新できるようにしたい|3つの進め方と、続けるための決めごと・費用の目安
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「ちょっとした文章の直しくらい、自分でできるようにしたい」「そのつど依頼するのが手間なので、社内で更新できる形にしたい」——このご相談は、ホームページを何年か運用してきた会社さんから特によくいただきます。
ただ、「自分で更新できるようにしたい」というご要望は、実際にやることが3通りに分かれます。いまの作りのままでも、権限と手順を整えるだけで更新できるようになる場合があります。更新したい場所だけをCMS(管理画面から編集できる仕組み)にすれば足りる場合もあります。そして、作りが古くて作り直しから考えたほうがよい場合もあります。
この3つを分けないまま「じゃあ作り直しましょう」と進めてしまうと、いまの仕組みをそのまま活かせたかもしれない場合でも、作り直しのぶんだけ費用が大きくなることがあります。この記事では、どれに当たるかの見分け方と、それぞれの進め方・費用の目安、そして「自分で更新する」を続けるために先に決めておきたいことを、順にご説明します。
なお、いま現在うまく更新できていない原因そのものを切り分けたい場合は、ホームページを自分で更新できない…よくある原因と対処法のほうが近い内容です。1回ごとの文章・写真の差し替えについてはホームページの文章・写真を差し替えたい、ページそのものを増やす話はホームページにページを追加したいで扱っています。この記事は、その先の「これから先ずっと自分で更新していける形にする」という体制側の話です。
「自分で更新したい」と思うのは、たいていこんなときです
きっかけとしてよく挙がるのは、次のような場面です。
- お知らせや営業日の変更を、そのつど頼むのが申し訳ない・面倒になってきた
- 依頼してから反映されるまでに時間がかかり、告知が間に合わないことがある
- 年に何度も直すので、そのたびの費用が積み上がってきた
- 制作した会社と連絡が取りづらくなってきた
- 担当していた社員が退職して、誰も触り方が分からなくなった
- 採用や催しの情報を、自社のタイミングで出したい
このうち、連絡が取れない・引き継ぎができていないという事情が強い場合は、先にそちらを片づけたほうが早いことがあります。制作会社と連絡が取れないときの立て直しと担当者が退職して更新できないときの引き継ぎに、確認する順番をまとめてあります。
先に分ける——進め方は3通りあります
「自分で更新できるようにする」は、次の3つのどれかになります。上から順に、費用も工期も小さい順です。
ご相談をいただく段階では③のつもりだったのに、実際に中を見ると①で足りた、ということが少なくありません。逆に、②のつもりで見積もりを取ったら、土台が古くて手を入れられず③になることもあります。順番としては、まず①で足りないかを確認するのが無駄がありません。
修正と作り直しのどちらを選ぶかという判断そのものはホームページは修正で直す?作り直す?に、作り直しを選んだ場合の費用の内訳はホームページのリニューアル費用にまとめています。
どれに当たるかは、いまのサイトの作りで決まります
見分けるために確認するのは、次の3点です。ここまでは費用をかけずに、ご自身で確認できます。
- 管理画面があるかどうか。WordPressなど何らかのCMSで作られていれば、管理画面への入口と、何らかの認証方法があります。IDとパスワードのこともあれば、ほかのサービスのアカウントでログインする形になっていることもあります。制作時の書類や、当時のやりとりのメールに残っていることが多い箇所です。
- 更新したい場所が、その管理画面の中にあるかどうか。管理画面はあるのに、直したいトップページの文章だけはテンプレート側に書かれていて編集できない、という作りは珍しくありません。
- 自分名義のアカウントがあるかどうか。制作会社の管理者アカウントを共用している状態は、権限の面でも、退職や契約終了のときにも困ります。
1でつまずく場合は、まずログイン情報の在り処を探すところからです。2で見当たらなかった場合は、権限が足りていないだけなのか、別の編集画面があるのか、そもそもその箇所が管理画面の外にあるのかを、この後の節で切り分けていきます。3は費用がほとんどかからないわりに、後々いちばん効いてくる部分です。
①いまの作りのまま、更新できる状態にする
意外に思われるかもしれませんが、ご相談の中でいちばん多いのがこれです。仕組みとしては更新できるのに、使える状態になっていないだけ、という状態です。
やることは「権限」と「手順」の整理です
- ログインURL・ID・パスワードを、会社として保管できる場所にまとめる。個人の手帳や、退職した人のパソコンの中だけにある状態をなくします。
- 更新する人それぞれに、その人のアカウントを作る。使い回しをやめると、CMSが記録している範囲では、変更した人を確認しやすくなります。
- 権限を役割に合わせる。文章と写真を差し替えるだけの担当者に、テーマやプラグインまで触れる管理者権限を渡す必要はありません。
- 触ってよい場所と、触らない場所を決めて書き出す。これがないと、更新のたびに「ここは変えていいのか」で手が止まります。
とくに2番目と3番目は、後回しにされやすいわりに効いてきます。ひとつのアカウントを全員で使い回していると、表示がおかしくなったときに「誰が変えたのか」をたどる手がかりがありません。人ごとに分けてあれば、CMSが記録している範囲では変更した人を確認しやすくなります。ただし、どこまで履歴が残るかはCMSによって違います。記事本文の変更履歴は残っても、テーマや設定の変更までは記録されないこともあるので、細かい履歴が必要な場合は、その機能があるかを先に確認してください。共用パスワードそのもののリスクについてはパスワード漏洩のリスクと対策にまとめています。
「管理画面がある」と「どこでも直せる」は別です
ここでよくあるのが、管理画面から入れるのだから全部直せるはずだ、という前提での行き違いです。実際には、管理画面から編集できるのは制作時にそう作られた場所だけで、それ以外はテンプレート側に書かれています。トップページのキャッチコピー、ヘッダーの電話番号、フッターの営業時間などは、管理画面に出てこないことがよくあります。
ですので、①で確認するときは「管理画面に入れるか」ではなく、直したい場所そのものが管理画面に出てくるかを見てください。出てこない場合も、すぐに②と決まるわけではありません。使っているアカウントの権限が足りていない、別の編集画面が用意されている、テーマ側の設定画面にある、といった理由のこともあります。そこまで確認して、それでもいまの管理画面からは編集できない作りだった場合に、②を検討することになります。
手順書には、操作の説明より先に「決め」を書きます
操作方法は、日常的に更新する箇所へ対象を絞ると覚えやすくなります。そのうえで後から効いてくるのは、迷ったときに何を見れば判断できるかのほうです。手順書に残しておくとよいのは、次のような内容です。
- ログイン先のURLと、パスワードの保管場所(パスワードそのものを書き置かない形で)
- 更新してよいページの一覧と、触らないページの一覧
- お知らせを1件足すときの流れ(どの画面から入り、どこに何を入れ、どこで公開するか)
- 写真を載せるときの決まりごと(おおよその大きさ、縦横どちらで撮るか、加工の有無)
- 公開したあとに確認する場所(表示されたか、スマホでどう見えるか)
- うまくいかないときの連絡先と、その時点で伝えること
あわせて、実際に更新する方が操作するところを一度だけ画面を見ながらご説明する、という形もよくお受けしています。文章の手順書だけを渡されるより、1回一緒にやってみたほうが早いことが多いためです。
止まりやすいのは「ログイン情報が誰も分からない」
ここで止まるケースはかなり多く、しかも自力で解決できることがあります。管理画面のパスワード再発行が使えるか、サーバーの契約情報からたどれるか、ドメインの管理会社の記録に残っていないか、という順で当たっていきます。
それでも分からない場合は、サーバーやデータベースへの正規の管理権限があれば、そちらからCMSの設定や管理者の情報を確認し、パスワードを再設定できることがあります。保存されているパスワードそのものを読み出せるわけではないので、あくまで「管理者を特定して、正規の手順で入れる状態に戻す」作業です。設定やデータベースを直接触る作業には誤操作の心配がありますので、先に戻せる状態を確保したうえで進めてください。あわせて、そもそもドメインやサーバーの契約が誰の名義になっているかも確認しておくと、いま自社に何が残っているのかが整理しやすくなります。名義の確認方法はホームページのドメインが制作会社名義になっているにまとめました。
②更新したい場所だけをCMSにする
①を確認したうえで「更新したい場所が管理画面から触れない」となった場合が、ここです。サイト全体を作り替えるのではなく、増えていく情報が入る箇所だけを、管理画面から追加・編集できる形に組み替えます。
対象になりやすいのは、増えていく情報です
- お知らせ・新着情報・営業日のご案内
- 施工事例・実績・導入事例
- ブログ・コラム
- スタッフ紹介・メニューや料金の一覧
いずれも「同じ形のものが増えていく」情報です。この形のページは、1件ずつ手作業でHTMLを足すよりも、管理画面から入力する形にしたほうが、時間もミスも減ります。逆に、会社概要やトップページのように、内容がほとんど変わらず1枚しかないページは、無理に組み替えなくても困りません。
組み替えたあとの流れは、たとえば施工事例であれば「管理画面で新規追加を押す、題名を入れる、写真を選ぶ、決められた欄を埋める、公開を押す」という形になります。一覧ページや、トップページの最新情報欄も連動するように作っておけば、1件追加した時点でそちらにも並びます。1件足すたびに一覧ページも手で直す、という作業がなくなるのが、②でいちばん大きく変わるところです。逆に言うと、この連動は自動的にそうなるものではなく、そう作った場合に得られるものなので、組み替えを依頼するときはどのページまで連動させるかを最初に伝えてください。
全部をCMSにしないほうがよいことが多い
「どうせなら全ページ管理画面から直せるようにしたい」というご要望もいただきますが、費用は上がりますし、触れる範囲が広がるぶん、うっかり崩してしまう余地も広がります。年に1回あるかないかの箇所まで含める必要は、多くの場合ありません。
WordPressをお使いの場合は、新着情報やブログのように時系列で増えていく情報を「投稿」、会社概要やお問い合わせのように独立して存在するページを「固定ページ」として扱うのが一般的です。固定ページも管理画面から編集できますので、「固定ページ=変えられないページ」ということではありません。この違いはワードプレスの固定ページと投稿ページの違いで説明しています。CMSにはWordPress以外の選択肢もあり、表示側と管理側を分ける作り方はヘッドレスCMS、文章中心の運用に向いた書き方はMarkdownでのホームページ運用で触れています。どれが向くかは、更新する方が普段どういう作業に慣れているかで変わります。
組み替える前に決めておくのは「入れる項目」です
②で費用と手間が変わるのは、実は作業そのものより入力する項目をどう決めるかのところです。たとえば施工事例なら、写真は何枚まで載せるのか、工期や地域は入れるのか、金額は出すのか。ここが決まっていないと、あとから項目を足すことになり、そのたびに手が入ります。
逆に、最初に項目を決めてしまえば、更新する側は毎回同じ欄を埋めるだけになります。入力する欄が決まっていることは、更新を続けるうえでかなり効きます。白紙に書くより、欄を埋めるほうが手が止まりにくいためです。書き出しがいつも同じ形になってしまうという場合は、リード文の書き方もあわせてご覧ください。
Wix・Jimdo・ペライチなどで作られている場合
これらのホームページ作成サービスで作られたサイトは、もともと自分で更新することを前提にした作りになっています。管理画面から編集できる範囲であれば、②の組み替えをせずにそのまま更新を始められることが多く、その意味では有利です。
一方で、契約しているプランやサービスの機能によっては、変更できる範囲や方法に制約があります。「この部分だけ形を変えたい」という要望が、そのままの形では通らないことがある、という点は先に見ておいたほうがよいところです。blancでこれらのサイトの作業をお受けする場合は、編集の制約で作業時間が増えるため、料金表の1.5倍としています。ご自身で更新される前提であれば、この点は関係ありません。
また、HTMLで直接作られた昔ながらのサイトの場合は、CMSの管理画面がありません。ただし、この場合も②か③しかない、というわけではありません。既存のHTMLファイルを直接編集して運用を続けるという選択肢もあります。更新の頻度が年に数回で、更新する方がその作業に抵抗がないのであれば、そのままでも回ります。頻度が上がってきたときに②を検討する、という順番でも遅くありません。仕組みの前提を知っておきたい場合はHTMLでホームページ作成:初心者向け基礎が参考になります。
③作り直しから考えたほうがよいとき
次のような状態のときは、部分的に手を入れるより、作り直しを含めて検討したほうが結果的に安く収まることがあります。
- スマホで表示が崩れる・読みづらい状態が続いている
- 使っているプログラムやテーマが古く、更新すると表示が壊れる
- サーバーのPHPのバージョンが古いままで、上げると動かなくなる可能性が指摘されている
- 制作時のデータが残っておらず、手を入れるたびに調査から始まる
ただし、これらは必ずしも作り直しの理由になるとは限りません。表示の崩れは原因によっては個別の修正で済みますし(ホームページの表示が崩れた)、古いサイトのエラーだけを潰していく進め方もあります(エラーが多発する旧ホームページを最新化)。PHPのバージョンについては、放置した場合に何が起きるかを「PHPのバージョンを上げてください」と連絡が来たにまとめています。
スマホでの見え方についても、作り直さずに対応できる場合と、土台から変えないと難しい場合があります。判断の材料はホームページがスマホ対応していないとスマホ版ページとレスポンシブデザインにまとめています。
作り直しを決める前に、ひとつだけ確認しておきたいことがあります。いまのホームページから問い合わせや電話が来ているかどうかです。来ているのであれば、それを止めないように進める必要がありますし、来ていないのであれば、作りの新しさより先に別の原因を探したほうがよい場合があります。この切り分けはホームページから問い合わせが来ないで扱っています。
自分で更新すると決めたら、先に決めておくこと
仕組みを整えることと、運用が続くことは別の話です。「作ったけれど誰も更新していない」状態になる理由はいくつかあり、操作が難しかった、原稿を書く時間が取れなかった、ということもあります。ただ、そのなかで先に手を打てるのが決めごとの部分です。次の4つは、始める前に決めておくと後が楽になります。
3つめの「元に戻せる用意」は、とくに軽く見られがちです。何をどこまで戻せる状態にしておくかはホームページのバックアップは取れていますかに整理しました。バックアップの設定そのものが別の不具合を招いた例としてワードプレスのバックアップが原因でメール受信が停止した話もあります。取っているつもりで取れていない、という状態がいちばん困ります。
自分で更新し始めてから、つまずきやすいこと
実際に運用が始まると、次のような場面でご相談をいただきます。あらかじめ知っておくと、慌てずに済みます。
写真を載せるときは、代替テキストも一緒に入れておいてください。これは、画像が表示されない環境の方や、読み上げで閲覧している方に、その画像が何なのかを伝えるための説明文です。あわせて検索エンジンに画像の内容を伝える役割もあります。書き方はalt属性にまとめました。ファイル名も、あとから探しやすい名前にしておくと管理が楽になります。ページのURLをどう決めるかはスラッグの基本をご覧ください。
なお、更新を続けたからといって検索順位が上がると決まっているわけではありません。検索に出てこない状態には別の原因があることも多いので、その場合はホームページがGoogleで検索しても出てこないのほうから切り分けてください。
更新するたびに、公開前後で見ておきたいこと
慣れてくると省いてしまいがちですが、この4つを毎回通しておくと、直したつもりで直っていない状態を防げます。
- 公開する前に、プレビューで見る。管理画面の編集欄と、実際の表示は同じではありません。
- スマホの幅でも見る。パソコンでは収まっていた表や写真が、スマホでは横にはみ出していることがあります。
- 入れたリンクを実際に押してみる。URLの打ち間違いは、押してみるまで分かりません。
- 公開したあと、自分のスマホなど別の環境からも開いてみる。編集していた画面では新しく見えていても、他の人には前のままということがあります。
4番目は、表示の速さが気になる場合の確認にもなります。読み込みが重くなってきたと感じたら、ホームページの表示が遅いのほうに原因の切り分け方をまとめています。
費用の目安
先に申し上げておくと、blancの料金表に「自分で更新できるようにする」という単独の項目はありません。実際には、下記の作業の組み合わせになります。金額はすべて税込です。
この表の読み方について、3点だけ補足します。
- 「CMSコンテンツ調整 33,000円〜」を、CMS化そのものの定価と読まないでください。この項目は、すでにCMSが入っているサイトで、扱う内容を調整する場合の金額です。HTMLで作られている箇所を新たに管理画面から扱える形にする場合は、いまの構成やページ数によって作業がまったく変わるため、別途お見積りとなります。
- バックアップは、必ず有料で用意しなければならないものではありません。ご利用のサーバー会社に自動バックアップの機能がある場合や、すでに保守契約で取れている場合があります。まずそれを確認して、戻せる手段が無いときに追加する、という順番で構いません。また、WordPress最新化には更新前のバックアップと更新後の表示確認が含まれますので、同時にご依頼の場合は別途のバックアップが要るかどうかを先にご確認ください。
- 権限の整理や手順書の作成そのものは、料金表に単独の項目がありません。実際の内容によって、基本作業料金の中に収まることもあれば、面談やリモートサポートの形になることもあります。
金額の幅があるのは、いまのサイトの作りによって手のかかり方がまったく違うためです。また、Wix・Jimdoなどのホームページ作成サービスで作られたサイトは、編集の制約で作業時間が増えるため、上記料金の1.5倍となります。料金表にない作業は、別途お見積りとなります。
実際にいくらになるかは、いまの状態によって変わります。組み合わせの考え方だけ整理しておきます。
- ①で足りる場合:内容に応じて、基本作業料金・面談・リモートPCサポートのいずれかになります。バックアップは、いま戻せる手段が無い場合にだけ足してください。既存の権限やバックアップの状況しだいでは、何も足さずに済むこともあります
- ②が要る場合:すでにあるCMSの中のコンテンツ調整で済むならCMSコンテンツ調整の33,000円〜が目安です。テンプレートに直接書かれている箇所を新たに編集できるようにする場合や、一覧・トップページとの連動を足す場合は、既存CMSであっても別途お見積りになります
- ③になる場合:作り直しの見積もりになりますので、この記事の範囲を超えます。内訳の考え方は、先ほどご紹介したリニューアル費用の記事をご覧ください
なお、いまの時点でどれに当たるかを判断するための確認そのものには、費用はいただいていません。ご依頼前のご相談・お見積りは無料です。
毎月の中で面倒を見てもらう形
「基本は自分で更新するが、分からないところだけ聞きたい」「操作を教わりながら慣れていきたい」という場合は、月額のプランのほうが向くことがあります。操作方法など個別の対応を明記しているのはスタンダードプラスです。ほかのプランでどこまでご相談いただけるかは、内容によりますので、契約前にご確認ください。
いずれも最低契約期間は3ヶ月、年間払いにすると1ヶ月分が無料になります。自分で更新する体制にしたうえで、土台の維持だけ任せるという組み合わせもよく選ばれます。保守契約で何をしてもらえるのかはホームページの保守・管理契約は何をしてくれる?に、WordPressを更新せずに置いた場合のリスクについてはWordPressを更新せず放置すると危険?にまとめています。
依頼するときに伝えるとよいこと
お見積りの精度は、最初にいただく情報でかなり変わります。次の点が分かっていると、こちらで調べる手間が減るぶん、早くお答えできます。
- ホームページのURL。まずここから、どういう作りかを確認します。
- 自分で更新したい場所。ページの名前でも、その部分のURLでも構いません。
- どのくらいの頻度で更新したいか。月に何度も直すのか、年に数回なのかで、向く進め方が変わります。
- 更新する方が何人いて、どのくらいパソコンの操作に慣れているか。
- 管理画面のログイン情報が手元にあるかどうか。分からない場合は「分からない」で構いません。そこから探す方法があります。
- 制作した会社と、いま連絡が取れる状態かどうか。
5番と6番は、答えにくく感じられるかもしれませんが、正直にお伝えいただいたほうが進め方の判断が正確になります。分からない状態から始まったご依頼も普通にあります。
自分で更新しないほうがよい部分もあります
最後に、線引きの話です。自分で更新できるようにすること自体はおすすめできますが、次の部分まで含めるのは、あまりおすすめしていません。
- テーマやプラグインの更新など、失敗するとサイト全体が止まる操作
- サーバーやドメインの設定変更
- お問い合わせフォームの設定
- ページのURLの変更や、ページの削除
いずれも、うまくいっているときは何も起きないのに、失敗したときの影響が大きい部分です。文章と写真の更新は自社で、土台の維持は任せる、という分け方が、結果としていちばん手間が少なく収まることが多いと感じています。
まとめ
「自分で更新できるようにしたい」は、まず3つに分けるところから始まります。いまの作りのまま権限と手順を整えれば足りるのか、更新したい場所だけをCMSにすれば足りるのか、それとも作り直しから考えるのか。この順で確認していくと、必要のない作り直しに費用をかけずに済みます。
そして、仕組みが整ったあとに効いてくるのは、誰が触るか・どこを触らないか・戻せる用意があるか・困ったらどこに聞くか、という決めごとのほうです。ここが決まっていないと、せっかく更新できる形にしても使われないまま止まってしまいます。
blancでは、ホームページの修正・更新の代行のほか、自社で更新できる形にする組み替えや、操作の説明も承っています。いまのサイトがどれに当てはまるのか分からないという段階でも構いません。ご依頼前のご相談・お見積りは無料ですので、お問い合わせからURLと「この部分を自分で直したい」だけお知らせください。
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