会社概要ページに何を載せる?|載せる項目と書き方、代表挨拶・沿革のまとめ方、載せる前に確かめることと依頼する場合の料金
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「会社概要のページはあるけれど、何年も前に作ったまま」「取引先から、ホームページの会社概要を見て連絡しましたと言われたが、載っている従業員数が古かった」「代表挨拶や沿革を足したいが、何をどこまで書けばいいのか分からない」。会社概要のページは、ホームページの中でも目立たない場所にあることが多いページです。それでも、初めて取引を考える会社や、応募を考えている人、金融機関の担当者などが、「この会社はどんな会社か」を確かめるために開くことがあります。
この記事では、会社概要のページを見に来る人が何を確かめているのか、載せる項目とそれぞれの書き方、載せる前に確かめておきたいこと、代表挨拶と沿革の書き方、載せないほうがよい情報、古くならないようにするための見直しのタイミングを順に説明します。社名の変更や事務所の移転で直す場合は「社名変更・移転でホームページはどこを直す?」をご覧ください。
会社概要のページは、誰が何を確かめに来るか
会社概要のページを開く人は、商品やサービスのページを見る人とは目的が少し違います。多くの場合、「この会社と関わって大丈夫か」を確かめに来ています。
- 初めて取引を考えている会社——実際にある会社か、どのくらいの規模で、どんな事業をしているかを見ます。社内で取引先として登録するために、正式な社名や所在地、代表者名を確かめることもあります
- 応募を考えている人——会社の規模や事業の中身、どんな考えの会社かを見ます。求人票だけでは分からない部分を、会社概要や代表挨拶で補おうとします
- 金融機関や公的な窓口の担当者——申込書や登記の内容と照らし合わせることがあります
- すでに取引のある会社や、お客様——住所や電話番号を確かめたり、郵便物の宛名を確かめたりするために開きます
どの人にとっても大事なのは、「載っていることが正しく、いまの情報であること」です。項目の多さより、載せた項目が古くなっていないことのほうが、見る人の安心につながります。
ポイント
会社概要は、ほかのページから辿りやすい場所に置きます。多くのサイトでは、ページの一番下(フッター)や上部のメニューに「会社概要」の入口があります。見る人は、そこを探す習慣を持っています。
載せる項目と、それぞれの書き方
会社概要に載せる項目に決まりはありません。業種や会社の規模によって、載せたほうがよい項目は変わります。よく載っている項目と、書くときの注意は次のとおりです。
どの会社でも載せたい基本の項目
会社によって載せる項目
ポイント
項目を全部そろえる必要はありません。たとえば資本金や取引銀行は、載せていない会社も多くあります。見る人に確かめてほしいことと、古くならないように見直せることを基準に選びます。
載せる前に確かめておきたいこと
会社概要は、短い項目が並ぶだけのページなので、つい手元の古い資料から写してしまいがちです。載せる前に、次の点を確かめておきます。
登記や許可証の表記とそろっているか
社名や所在地は、登記されている内容とそろえます。法人番号を持つ会社なら、国税庁の法人番号公表サイトで、登録されている名称と所在地を確かめられます。ビル名や「〇丁目〇番〇号」の書き方を省略すること自体は問題ありませんが、取引先の登録や郵便物で使われる情報なので、正式な表記と食い違って見えないようにしておきます。
許可や免許の番号は、許可証・免許証の表記をそのまま写します。番号だけでなく、許可を出した役所の名前や、許可の種類まで含めて書かれていることが多いので、一部だけを抜き出して書かないようにします。
注意
建設業の許可や宅地建物取引業の免許には有効期間があります。宅地建物取引業の免許は、初めて受けたときが「(1)」で、更新するたびに括弧内の数字が「(2)」「(3)」と変わります。建設業の許可は、更新すると許可番号の括弧内にある年の表示が変わります。更新したら、新しい許可証・免許証と会社概要の記載を照らし合わせ、変わった箇所を直します。
ほかの場所に載せている情報とそろっているか
会社の住所や電話番号は、ホームページのほかに、名刺、パンフレット、Googleビジネスプロフィール、求人サイト、業界団体の名簿など、いろいろな場所に載っています。会社概要と、ほかの場所の表記が食い違っていると、見る人はどれが正しいのか迷います。Googleで会社名を検索したときに、Googleビジネスプロフィールに登録した名称・住所・電話番号が、検索結果や地図に表示されることもあります。会社概要を直したら、ほかの場所もあわせて見直します。Googleビジネスプロフィールの設定は「Googleビジネスプロフィールを始めたい・整えたい」で説明しています。

名前を出す相手の了承を取っているか
主要取引先に会社名を載せると、取引の実績として見てもらえます。一方で、相手の会社によっては、取引先として名前を出されることを望まない場合があります。取引の内容が分かってしまうことを避けたい、契約で取引の事実を外に出さないと決めている、といった事情があるためです。載せる前に、相手の会社に名前を出してよいかを確かめておきます。取引が終わった会社の名前が残ったままになっていないかも、見直しのときに確かめます。
代表挨拶の書き方
代表挨拶は、会社概要の中で、会社の考え方を代表者の言葉で伝えられる部分です。決まった形はありませんが、次の順に書くとまとまりやすくなります。
- 何をしている会社か——事業の中身を、業界の外の人にも分かる言葉で1〜2文にします
- 大事にしていること——仕事のやり方やお客様への向き合い方で、自社が大事にしていることを1つか2つに絞って書きます
- それを表す具体的な話——創業のきっかけや、実際にあった仕事の話など、ほかの会社では書けない内容を入れます
- これからのこと——どんな会社でありたいかを短く書いて締めます
「お客様第一」「地域に貢献」「誠心誠意」のような言葉だけで組み立てると、どの会社の挨拶にも見えてしまいます。言葉そのものは悪くありませんが、それを自社がどう実践しているかを、具体的な話で添えると伝わりやすくなります。
文章の長さは、読み切れる程度が目安です。長くなる場合は、段落を短く区切り、見出しを入れて読みやすくします。挨拶の最後には、代表者の役職と氏名を書きます。
ポイント
代表者が自分で書くのが難しい場合は、社内の人が聞き取ってメモにまとめ、それを文章に整える方法もあります。話し言葉のメモのほうが、その会社らしい言い回しが残りやすくなります。
沿革の書き方
沿革は、会社がいつ、何をしてきたかを年表の形で並べたものです。長く続いている会社であることや、事業がどう広がってきたかを、短く伝えられます。

- 載せる出来事を選ぶ——創業・設立、組織の変更(個人事業から会社にした、など)、本社の移転、事業所の開設、新しい事業の開始、許可や認証の取得、代表者の交代などが一般的です
- 年月の書き方をそろえる——西暦か和暦か、「年月」まで書くか「年」だけにするかを、全体でそろえます。和暦を使う場合は、元号が変わる前後で読み違えないよう、西暦を添えるのも1つの方法です
- 新しい順か古い順かを決める——古い順に並べる会社が多いですが、どちらでも構いません。どちらかにそろえます
- 手元の資料と照らし合わせる——年月は記憶で書かず、登記の記録や移転のときの書類などで確かめます。許可を初めて取った年月を書く場合は、いま手元にある許可証は更新後のものであることがあるので、最初に取ったときの通知書や更新の履歴など、初めて取った時期が分かる資料で確かめます
出来事が少ない場合は、無理に項目を増やさなくて構いません。設立から年数が浅い会社なら、沿革を載せず、代表挨拶の中で創業のきっかけに触れる形でも十分です。
載せないほうがよい情報
会社概要は誰でも見られるページです。次のような情報は、載せる前に、本当に載せる必要があるかを考えます。
- 代表者の自宅の住所や、個人の携帯電話の番号——自宅を事務所にしている場合でも、載せる必要があるかを考えます。郵便物の受け取り先として、別の住所を使う方法もあります。ただし、業種や取引のしかたによっては、所在地や連絡先の表示が求められる場合があるので、その場合はそちらに従います
- 担当者個人のメールアドレス——ページに書いたメールアドレスは、自動で集めるプログラムに拾われて迷惑メールが届くきっかけになることがあります。問い合わせはフォームで受ける方法があります。メールアドレスを載せる場合は、担当者個人のアドレスではなく、会社で管理する共通のアドレスにして、迷惑メールが届いたときの扱いも考えておきます。フォームについては「ホームページに問い合わせフォームを付けたい」をご覧ください
- 社員の氏名や顔写真——載せる場合は、本人の了承を取ってからにします。辞めたあとの扱いも決めておきます。スタッフ紹介のページを作る場合の注意は「スタッフ紹介ページを作りたい」で説明しています
- 古いままの数字——何年も前の従業員数や売上高は、載せないほうがよい場合があります。見直す手間をかけられない数字は、はじめから載せない選択もあります
注意
サイトを通じて一般のお客様から有料の注文や申し込みを受けている場合は、特定商取引法にもとづく表記が必要になることがあります。会社概要に社名や住所が載っているだけで足りるとは限らないので、取引の形に応じて、表示する事項を確かめてください。詳しくは「ホームページに載せておく「表示のページ」」をご覧ください。
古くならないように、見直すタイミングを決めておく
会社概要は、一度作ると見直されないまま何年も経ってしまいがちなページです。次のようなことがあったときに見直す、と決めておくと、古くなりにくくなります。
- 決算のあと——資本金や従業員数、売上高を載せている場合は、年に1回、決算のあとに載せている数字と時点を確かめます。変わっていれば書き換え、売上高にはどの決算期の数字かを添えます
- 代表者が変わったとき——代表者名と代表挨拶を見直します。代表者以外の役員を載せている場合は、役員が変わったときにその記載も確かめます。代表が代わったときの進め方は「事業を引き継いだ・代表が変わった」で説明しています
- 許可や免許を更新したとき——新しい許可証・免許証と載せている内容を照らし合わせ、番号の表記や有効期間など、変わった箇所を直します
- 移転や、事業所の開設・閉鎖があったとき——所在地とアクセス、地図を直します。ほかのページにも住所が載っていないかを確かめます
- 事業の内容が変わったとき——新しく始めた事業や、やめた事業を事業内容に反映します
ポイント
ページに最終更新日を載せる場合は、内容を直した日に日付も書き換えます。ただ、最終更新日はページを直した日であって、すべての項目をその日に確かめたことまでは示しません。従業員数や売上高のように時点が大事な項目には、それぞれ「〇年〇月現在」「〇年〇月期」のように時期を添えておきます。
自分で直せる場合と、依頼したほうがよい場合
WordPressで作られていて、会社概要が管理画面から編集できる固定ページになっている場合は、文字の書き換えをご自身で進められることがあります。表の行を足す・消すといった変更も、編集画面の操作で済む場合があります。
次のような場合は、依頼を考える目安になります。
- 管理画面から会社概要を編集できない場合——HTMLで作られたサイトなどでは、ページのファイルを書き換えてサーバーに上げる作業になることが多くあります
- 代表挨拶や沿革のページを新しく作る場合——ページの作成に加えて、メニューやほかのページからの入口も整える必要があります
- 表の作りや、項目の並びを大きく変えたい場合——スマートフォンで見たときに表が崩れないかの確認が必要になります
- 文章にまとめる時間が取れない場合——箇条書きやメモの段階でお渡しいただければ、文章に整えるところからお受けします
費用の目安
blancの料金表に掲載している項目のうち、会社概要のページに関係するものは次のとおりです。
※Wix・Jimdo等のホームページ作成サービスで作られたサイトは、編集制約のため作業時間が増えますので、上記料金の1.5倍となります。
具体的な費用はお見積りでご案内します。ほかの料金は料金表に載せています。
依頼するときに伝えるとよいこと
次の点が分かっていると、確認の往復が減ります。分からない項目は「分からない」で構いません。
- サイトのアドレス——いま会社概要のページがあれば、そのページのアドレスも
- 載せたい項目と、その内容——箇条書きやメモで構いません。社名や所在地などの表記は、会社案内のパンフレットや登記の内容が分かる資料と照らし合わせておいてください
- 代表挨拶や沿革の材料——箇条書きやメモで構いません
- 載せたくない項目——いまのページから外したい項目があれば、それも
よくあるご質問
資本金や従業員数は、載せないといけませんか
会社概要のページに何を載せるかに決まりはないので、載せなくても構いません。ただ、取引を始める前に会社の規模を確かめたい人にとっては、判断の材料になる項目です。載せる場合は、時点を添えて、古くならないように見直してください。
会社概要と代表挨拶は、別のページにしたほうがよいですか
どちらでも構いません。代表挨拶が短ければ会社概要と同じページに、長い場合や沿革も載せる場合は、ページを分けて互いにリンクする形が読みやすくなります。分ける場合も、会社概要からすぐに辿れるようにしておきます。
個人事業でも、会社概要のページは要りますか
「会社概要」という名前でなくても、屋号、代表者名、所在地や連絡先、事業内容をまとめたページがあると、初めての方が安心して問い合わせやすくなります。「事業者情報」や「私たちについて」のような名前で置く形もあります。自宅の住所を載せるかどうかは、上の「載せないほうがよい情報」を参考にしてください。
まとめ
- 見に来る人——初めて取引を考える会社、応募を考えている人、金融機関の担当者などが、「この会社と関わって大丈夫か」を確かめに来ます
- 載せる項目——社名、所在地、電話番号、代表者、設立、事業内容が基本です。資本金や従業員数、許可番号などは会社によって選びます
- 載せる前に——登記や許可証の表記、ほかの場所に載せている情報とそろえ、取引先の名前は相手の了承を取ってから載せます
- 代表挨拶と沿革——代表挨拶は具体的な話を添え、沿革は年月を資料で確かめて書き方をそろえます
- 古くしない——決算、代表の交代、許可の更新、移転のときに見直すと決めておきます
何を載せればよいか決めきれない、という段階でもご相談いただけます。ご依頼前のご相談とお見積りは無料です。
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