ホームページにページを追加したい|よくある追加内容と進め方・費用の目安
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「採用を始めたので募集ページを作りたい」「工事の実績が増えてきたから事例ページを足したい」——いまのホームページを作り直すつもりはないけれど、ページを1枚増やしたい、というご相談はとてもよくいただきます。
ただ、ひとくちに「ページを追加したい」と言っても、実際に必要な作業は3通りに分かれます。新しい1ページを作る場合もあれば、いまあるページに書き足すだけで足りる場合もあり、逆にページを足すより先に構成を見直したほうがよい場合もあります。どれに当たるかを分けないまま進めると、書き足しで済む内容に1ページ分の費用を払ったり、継ぎ足しを重ねて「どこに何があるか分からないホームページ」になったりします。
この記事では、ページ追加のよくある内容と切り分け方、自分でできるケースとの線引き、依頼する場合の進め方と費用の目安をまとめます。なお、いまあるページの文章や写真を新しくしたい場合は文章・写真の差し替えの記事のほうが近いので、そちらをご覧ください。
「ページを追加したい」でよくある内容
ご相談いただく追加ページには、はっきりした傾向があります。多いのは次のようなものです。
どれも「いまのホームページに載せる場所がない情報が出てきた」という点で共通しています。事業が動いている証拠でもあり、追加のタイミングとしては自然なものです。
まず分ける——「追加」には3通りあります
本題に入る前に、いちばん大事な切り分けをしておきます。「ページを追加したい」と思ったとき、実際に合っている形は次の3つのどれかです。
採用を例にすると、この切り分けはこうなります。募集が1職種で、載せたいのが仕事内容・待遇・連絡先くらいなら、会社案内ページに「採用について」の節を足す②で十分成立します。一方、職場の写真や先輩スタッフの声まで載せて応募の後押しをしたいなら、独立した採用ページ①にする価値があります。同じ「採用情報を載せたい」でも、分量と目的で答えが変わるわけです。
②で足りる内容なら、作業は既存ページの修正1回で済み、費用も新規ページより小さく収まります。反対に、分量のある情報を既存ページの下に押し込むと、そのページが長くなりすぎて肝心の情報にたどり着けなくなります。目安として、載せたい内容が見出し1つと数段落に収まるなら②、スクロールしても読み切れないほどあるなら①、と考えると大きく外しません。
③に心当たりがある場合は、1ページ足してもすぐ同じ悩みが戻ってきます。ページ数が増えるほど1ページあたりの役割を整理する必要があり、ホームページの構造化やページ数の考え方の話になってきます。継ぎ足しの限界を感じているなら、リニューアル費用の記事で全体を見直す場合の相場感を先に押さえておくと、判断がしやすくなります。
この記事では、以下おもに①(新しい1ページを作る)を前提に進めます。
追加したページが働くかどうかは「入口」で決まります
ページ追加の依頼で意外と抜けやすいのが、作ったページへの入口です。訪問者がたどり着く道は、おおまかに「メニューやトップページからのリンク」「他のページ本文からのリンク」「検索結果」の3つです。サイト内のどのページからもリンクされていないページは孤立ページと呼ばれ、訪問者にも検索エンジンにも見つけてもらいにくくなります。
新しいページを作るときは、次の2つを考えてください。
- メニュー(ナビゲーション)に入れるか——採用情報や事例集のように、訪問者が直接探しに来る主要なページはメニューへの掲載を検討します。一方、キャンペーンページや個別の事例詳細のように、本文からのリンクだけで十分なページもあります。メニューが増えすぎている場合は、どれかを下の階層に整理する判断も同時に必要です
- 関係のあるページの本文からリンクするか——たとえば事例ページなら、サービス紹介ページの本文から「実際の事例はこちら」とつなぐと、読んでいる流れのまま移動してもらえます。メニューに入れないページでも、少なくとも関連ページからの内部リンクは設けておきます
また、新着情報やお知らせのように更新が続くものは、トップページのどこに置くかで見られ方が大きく変わります。置き場所の考え方は新着情報・ブログ記事の配置の記事にまとめています。トップページ自体が「何屋さんか一目で分からない」状態なら、ページを足す前にそちらが先です(一目で何屋さんか分かるホームページ)。
メニューが増えすぎてきたときの整理
ページを足すたびにメニューへ横並びで追加していくと、いずれ項目が多すぎて選べないメニューになります。「8項目を超えたら」はあくまで一つの目安ですが、メニューが折り返して2段になったり、自分でもどこに何があるか探すようになったりしたら、足すのをいったん止めて整理を挟んでください。やることは2つです。
- まとめられる項目を階層化する——「サービスA」「サービスB」「サービスC」が並んでいるなら「サービス案内」の下にまとめ、メニュー上は1項目にします
- ラベルを訪問者の言葉にする——「実績」より「施工事例」、「Recruit」より「採用情報」のほうが、探している人の目に留まります。社内の呼び名ではなく、お客様が探すときの言葉を使うのがコツです
メニューの整理は新ページの制作と同時に頼める作業なので、「ページを足したいが、メニューがもういっぱいで」という状態のまま相談していただいて大丈夫です。
自分で追加できるケース
ホームページの作りによっては、ページ追加を自分でできる場合があります。
WordPressなどのCMS(管理画面つきのホームページ)で、ふだんからお知らせやブログを自分で投稿しているなら、同じ管理画面から固定ページや投稿を足せる可能性が高いです。事例やお客様の声を「投稿」として積んでいく形なら、1件目だけ制作会社に型を作ってもらい、2件目からは自分で増やす、という分担もよく使われます。
WordPressなら「固定ページ」か「投稿」かを先に決めます
WordPressでページを足す場合、最初の分かれ道は固定ページと投稿のどちらで作るかです。会社案内や採用情報のように内容が安定していてメニューに載せるものは固定ページ、施工事例やお知らせのように同じ形式で件数が増えていくものは投稿、が基本の使い分けです。事例を固定ページで1枚ずつ作っていくと、サイトの構成によっては増えるたびに一覧やメニューの手直しが必要になり、あとで投稿へ移す作業が発生することがあります。最初にどちらで積むかを決めておくと、この手戻りを避けやすくなります。
一方で、次のような場合は無理をせず相談したほうが早く済みます。
- 管理画面がない、またはログイン情報が分からない(HTMLで直接作られたホームページを含む)
- 管理画面はあるが、新しいページを作ってもメニューに載らない(固定ページや投稿を公開しても自動でメニューに載るとは限らず、ナビゲーションの管理方法はテーマや設定によって異なります)
- ページはできたが、レイアウトが他のページと揃わない・スマホで崩れる
とくにHTMLで直接作られたホームページは、既存ページを複製してFTPでアップロードするという、慣れていない方には壁の多い作業になります。「管理画面から更新できない」原因の切り分けはこちらの記事に、更新作業そのものを継続的に任せたい場合の考え方は更新代行の記事にまとめています。
依頼する場合の進め方
制作会社にページ追加を頼む場合、流れはおおよそ次のとおりです。
- 目的と載せたい内容を伝える——「採用ページを作りたい。応募前に仕事内容と待遇を分かってもらいたい」のように、ページの用件を一言で伝えます。参考にしたい他社ページがあれば、URLをそのまま見せるのが早いです
- 原稿と写真を用意する——文章はワードやメールの箇条書きで十分です。写真は撮影済みのものがあれば原寸で渡します(明るさ調整などの加工は制作側でできます)
- レイアウトの確認——既存ページとデザインを揃えた形で組んだものを確認します。文言の直しはこの段階で伝えます
- 公開と入口の設置——ページ本体の公開と同時に、必要に応じたメニューへの追加、または関連ページからのリンク設置まで済ませてもらいます
意外と時間がかかりやすいのが原稿の準備です。書き出しに迷ったらリード文の書き方、お客様の声のまとめ方はお客様の声の記事、FAQの作り方はFAQページの記事が参考になります。完璧な原稿を目指して止まるより、箇条書きのまま渡して形にしてもらい、確認段階で直すほうが結果的に早く公開できます。
見積もりを取るときに伝えること
見積もりの行き違いを防ぐには、最初の依頼時に次の5点を添えるのが効きます。
- ページの用件(例:「採用ページ。応募前に仕事内容を分かってもらいたい」)
- 載せたい内容の一覧(箇条書きで十分。分量が費用に直結します)
- 写真の有無(手元にあるか、撮影や加工から必要か)
- 参考にしたいページのURL(自社サイト内・他社サイトどちらでも)
- 希望の公開時期(求人の掲載開始日など、期限があるなら最初に)
この5点が揃っていると、見積もりが「一式」ではなく作業単位で出てきやすくなり、あとから「これは含まれていません」が起きにくくなります。
費用の目安
blancの料金表から、ページ追加に関係する項目を挙げます(いずれも税込)。
「ページ追加」という単独の項目は料金表にはなく、実際には上のような作業の組み合わせになります。組み合わせの例を挙げると、次のような形です。
- 文章中心の1ページ(プライバシーポリシー・会社案内の増設など)——HTML制作8,800円のみで済む例
- 写真を載せる事例・採用ページ——HTML制作8,800円+写真加工2,200円〜=合計11,000円〜となる例
- 既存ページへの書き足し(②のケース)——HTML修正5,500円(1ページあたり)の範囲で収まることが多いです
- 事例やお知らせを今後自分で増やしたい——CMSコンテンツ調整33,000円〜が該当します。ただし既存CMSの仕様や必要な変更の内容によってはCMSカスタマイズ110,000円〜など別の項目になるため、こちらは特に見積もりでの確認が前提です
いずれも実在の料金項目を組み合わせた例で、分量や構成によって変わります。確定は見積もりでご確認ください。載せたい内容の一覧を添えていただければ、どの組み合わせになるかをお答えできます。
なお、月額の保守・管理契約に入っている場合は、プランによって扱いが異なります。blancの月額プランを例にすると、スタンダードプラン(16,500円)では月々の更新作業の代わりにページを追加したいというご要望にも対応する旨が料金表に記載されていますが、ライト(5,500円)・ベーシック(11,000円)の範囲は軽微な修正やテキスト・写真の差し替えが中心です。どこまでが月額の範囲かは契約内容の確認が先です。保守・管理契約の記事を参考に、範囲外なら個別の見積もりとして相談してください。
公開したあとにやること
ページは公開した瞬間から検索に出るわけではありません。公開後にやっておきたいことを挙げます。
- Googleに見つけてもらう——新しいURLは、Googleが巡回して登録するまで検索結果に出ません。また、巡回されても必ず登録されるとは限らず、サイトマップの送信や登録リクエストも登録を保証するものではありません。登録されているかの確認方法と、されていない場合の手順は検索に出てこないときの記事にまとめています
- タイトルと説明文を整える——検索結果に表示されるページタイトルとメタディスクリプションは、ページごとに内容へ合わせて書きます。追加ページが他のページのコピーのままになっているのはよくある見落としです
- SNSでシェアしたときの見え方——公開の案内をSNSに流すなら、OGタグが設定されているかを確認しておくと、リンクに画像や説明が表示されやすくなります(SNS側の仕様やキャッシュにより、意図どおりに表示されない場合もあります)
文章量の目安が気になる場合は1ページの文字数の記事もどうぞ。ただ、文字数そのものより「そのページの用件に答えているか」のほうが大事です。
公開後の様子はどこで見るか
追加したページが役に立っているかは、判断に足るデータがたまってから見えてきます(アクセスの少ないサイトでは1〜2か月以上かかることもあります)。アクセス解析(GA4)が入っているなら、そのページが開かれた回数と、どれくらい読まれているか(平均エンゲージメント時間)を見るだけでも、「開かれているのに読まれていないのでは」「そもそも開かれていないのでは」という見当をつける手掛かりになります。前者なら中身に、後者なら入口(メニュー・リンク・検索)に課題がある可能性から探っていきます。この2つの数字だけで断定はできないので、流入元や問い合わせの動きと合わせて判断してください。
採用ページや事例ページを足したのに問い合わせ・応募につながらない場合は、ページ単体ではなくサイト全体の導線の話になってきます。問い合わせが来ないときの切り分けの記事を参考にしてください。
ページを足す前に、相談したほうがよいケース
次の状況に当てはまる場合は、ページ追加の作業だけを切り離して進めるより、先に状況ごと相談したほうが結果的に早く安く済みます。
- 作った制作会社と連絡が取れない——サーバーやログイン情報の確認から必要になります。立て直しの手順は制作会社と連絡が取れないときの記事へ
- ホームページの担当者が退職して、誰も触れない——引き継ぎの確認事項は担当者退職の記事にまとめています
- サイトがスマホ対応していない——古い枠組みの上にページを足しても、スマホで見づらい状態は変わりません。スマホ対応の記事で土台側の選択肢を先に確認してください
- 求人の締め切りなどで、とにかく急いでいる——即日で対応できる作業とできない作業があります。線引きは即日修正の記事へ
依頼先をこれから探す場合は修正はどこに頼むかの記事を、追加以外も含めた修正費用の全体感は修正費用の相場の記事をご覧ください。
まとめ
ホームページへのページ追加について、押さえておきたいのは次の3つです。
- 「追加したい」の中身は、新しい1ページを作る・既存ページに書き足す・構成ごと見直す、の3通り。どれに当たるかを先に分けると、余計な費用を払わずに済みます
- ページは作って置くだけでは働きません。メニューや関連ページからの入口と、公開後のGoogleへの登録確認までがセットです
- 費用は実在の作業項目の組み合わせで決まります。文章中心の1ページならHTML制作8,800円が一例で、写真や仕組みが加わればその項目の分が乗る、という形です
blancのホームページ修正・更新サービスでは、他社が制作したホームページへのページ追加も、原稿が箇条書きの段階からのご相談もお受けしています。「こういうページを足したいが、いくらかかるか知りたい」だけでも構いません。相談・現状の確認・お見積りは無料ですので、お問い合わせからお気軽にどうぞ。
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