blancブログ

Information&Blog

友だち追加

「ネームサーバーを切り替えてください」と言われたら|切り替える前に控えるもの・順番・確かめ方と、依頼する場合の料金

更新日:

ホームページ修正・更新
「ネームサーバーを切り替えてください」と言われたら|切り替える前に控えるもの・順番・確かめ方と、依頼する場合の料金のアイキャッチ画像

「サーバーを移すので、ネームサーバーをこちらに切り替えてください」。新しいサーバー会社や制作会社から、こう頼まれることがあります。画面の操作そのものは数分で終わることもありますが、切り替える前に控えておくものを控えずに進めると、ホームページは表示されるのにメールだけ届かなくなる、といったことが起こります。

この記事では、ネームサーバーを切り替えると何が変わるのか、切り替える前に控えておくもの、切り替えの順番、切り替えたあとの確かめ方、起きやすい失敗を順に説明します。あわせて、blancへ依頼する場合の料金もまとめています。ネームサーバーそのものの仕組みはネームサーバーとは?ドメインとIPアドレスをつなぐ仕組みで解説しています。

ネームサーバーを切り替えると何が変わるか

ネームサーバーは、そのドメインについて「ホームページはどのサーバーにあるか」「メールはどこで受けるか」といった情報(DNSレコード)を答える役目のサーバーです。ネームサーバーを切り替えると、答える側がまるごと新しい会社のネームサーバーに替わります。

ここで大事なのは、それまでのネームサーバーに登録されていた情報は、多くの場合、自動では引き継がれないことです。いまの設定を読み取って取り込む機能を持つサービスもありますが、その場合も、取り込まれた内容がそろっているかは確かめる必要があります。新しいネームサーバーに必要な情報が登録されていなければ、その情報を使っていたものが止まります。よく登録されている情報と、移し忘れたときに起きることは次のとおりです。

登録されている情報

役目

移し忘れると

Aレコード・AAAAレコード・CNAMEレコード

ホームページがどのサーバーにあるか(AAAAはIPv6のアドレス)

ホームページが表示されない

MXレコード

メールをどのサーバーで受けるか

メールが届かない

SPF・DKIM・DMARC(TXTレコード。DKIMはCNAMEレコードで登録するサービスもある)

そのドメインから送られたメールが正規のものかを、受け取る側が確かめるための情報

送ったメールが迷惑メールに入る、相手に届かないことがある

TXTレコード(所有権の確認)

Search ConsoleやGoogle Workspaceなどで、ドメインの持ち主であることを示す情報

確認が外れ、サービスによっては使えなくなることがある

サブドメインのレコード

「shop.」「recruit.」など、別の場所で動いているページの行き先

その部分だけ表示されない

ホームページとメールを別の会社で使っている場合(ホームページはレンタルサーバー、メールはGoogle WorkspaceやMicrosoft 365など)は、特にメール側の情報の移し忘れが起きやすくなります。ホームページの移転だけを考えていると、メールの設定がネームサーバー側にあることに気づきにくいためです。

※お急ぎの場合は、ホームページ修正の代行(最短当日・相談無料)もご利用いただけます。

「ネームサーバーごと替える」と「レコードだけ替える」

サーバーを移すときの方法は、大きく2つあります。

  • ネームサーバーごと替える——ネームサーバーを移し先の会社のものに切り替えます。以後のDNSの設定は移し先の管理画面で行います。移し先のサーバーのメール機能を使う場合などに選ばれることが多い方法です
  • レコードだけ替える——ネームサーバーは今のままにして、ホームページの行き先(Aレコードなど)だけを移し先のサーバーに書き換えます。メールの設定には手を付けないので、メールを別の会社で使っている場合は影響を小さくできます

「レコードだけ替える」方法には、前提が2つあります。1つは、いまのネームサーバーを使い続けられることです。いまのネームサーバーが前のサーバー会社のもので、そのサーバーを解約すると使えなくなる場合は、この方法は取れません。もう1つは、ドメイン名のAレコードを書き換えても、メールに影響が出ない設定になっていることです。国内のレンタルサーバーでは、次のように、メールがドメイン名そのもののAレコードを頼りにしていることがよくあります。

  • MXレコードの値がドメイン名そのもの(example.co.jp)になっている。または、MXが指す「mail.」が、ドメイン名そのものの別名(CNAMEレコード)として登録されている。MXレコードが登録されていない場合も、メールはドメイン名そのものに届く決まりのため、同じ扱いになります
  • パソコンやスマートフォンのメールソフトの受信・送信サーバーに、ドメイン名そのものが入っている
  • SPFに「a」が入っている(ドメイン名そのもののアドレスで送信元を許可する書き方)。または「mx」が入っていて、MXがドメイン名そのもの(またはその別名の「mail.」)を指している

どれかに当てはまる場合、Aレコードを書き換えると、メールの受信・送信にも影響が出ます。先にメール側の設定を直す必要がありますが、直し方はサーバー会社によって違うため、前のサーバー会社に「ホームページだけ移し、メールはこのまま使いたい」と伝えて、案内を確かめてから進めます。そのうえで、前のサーバーでメールを受け続けるなら、前のサーバーは解約できません。解約するなら、メールの移し先もあわせて決める必要があります。

「ネームサーバーを切り替えてください」と頼まれても、レコードだけを替える方法で足りることがあります。どちらにするかで準備が変わるため、頼んできた会社に「ネームサーバーごと替える必要がありますか。ホームページの行き先(Aレコードなど)の変更だけでは足りませんか」と一度確かめておくと安心です。

レコードだけを替える場合は、次の順で進めます。

  1. 移し先にホームページを用意し終える——表示やフォームの動きを、移し先の会社が用意する確認用のアドレスなどで確かめておきます
  2. メールへの影響を確かめる——上の3つに当てはまらないかを確かめ、当てはまるものは先に直します。問い合わせフォームのメールを移し先のサーバーから送る場合は、後の節の「移し先のサーバーから送るメール」も確かめます
  3. Aレコードを書き換える——ドメイン名そのものと「www.」の両方を、移し先の値にします(「www.」はCNAMEレコードで登録されていることもあります)。AAAAレコード(IPv6のアドレス)も登録されている場合は、移し先の会社の案内に合わせて書き換えるか削除します。前のサーバーの値のまま残すと、IPv6でつながる人だけ前のサーバーを見続けます。いまのTTL(ほかのDNSサーバーが古い答えを覚えておく時間)以上前に、TTLを短くしておくと、行き渡る時間を縮められます。TTLを変えられないサービスもあります
  4. 確かめる——ネームサーバーは替わらないので、nslookup example.co.jp と nslookup www.example.co.jp を実行し、移し先の会社から案内されたIPアドレスが出るかを見ます。IPv6のアドレス(「2001:」「2400:」などで始まり、英数字をコロンで区切った長いアドレス)も表示される場合は、それも移し先の値になっているかを見ます。書き換えた直後は前の値が出ることがあるので、時間をおいて何度か見ます。そのほかの確かめ方(表示・フォーム・メール・httpsの警告)は、後の節と同じです
  5. 確かめてから、前のサーバーを解約する——行き渡るまでは前のサーバーに届く人がいます。メールを前のサーバーで受け続ける場合は、解約できません

サーバーの引っ越し全体の進め方はホームページのサーバーを引っ越したいにまとめています。

切り替える前に控えておくもの・確かめておくこと

いまのネームサーバーの名前

いま使っているネームサーバーは、ドメインを登録している会社(お名前.com・ムームードメイン・エックスサーバーなど)の管理画面で確かめられます。管理画面に入れない場合でも、Whois検索のサービスでドメイン名を調べると、ネームサーバーの欄(「.com」などは「Name Server」、「.jp」は「ネームサーバ」などと表示されます)に出ます。

Windowsのパソコンであれば、コマンドプロンプトで次のように入力しても確かめられます(「example.co.jp」の部分を自社のドメインに置き換えます)。あわせてメールの受け先(MXレコード)も調べておくと、メールをどこで受けているかの見当が付きます。

  • ネームサーバーを調べる——nslookup -type=ns example.co.jp
  • メールの受け先(MXレコード)を調べる——nslookup -type=mx example.co.jp

Macでは「ターミナル」で同じコマンドが使えます。表示された名前は、切り替えたあとにうまくいかなかったとき元に戻すために使うので、メモしておきます。

いま登録されているDNSレコードの一覧

一番大事なのがこれです。いまのネームサーバーを管理している会社の管理画面を開き、DNSレコードの設定をすべて控えておきます。書き出しの機能があればそれを使い、無ければ画面の文字をコピーして、種類・名前・値(MXレコードは優先度も)を1行ずつ残します。DKIMのように数百文字になる値は、画面の写しでは途中で切れて読めないことがあるため、文字として控えるほうが確実です。

前の節のコマンドで調べられるのは、こちらが名前を知っている情報だけです。どんなサブドメインや確認用のレコードが登録されているかの一覧は、外からは分かりません。一覧の元になるのは、いまのネームサーバーを管理している側(その管理画面か、管理している会社)だけと考えてください。管理画面に入れない場合は、いまのネームサーバーを管理している会社や、前の制作会社に一覧を出してもらえるかを先に確かめます。

なお、同じ会社のサービスでも、ドメインの管理画面とサーバーの管理画面の両方にDNSの設定画面があることがあります。実際に使われているのは、いま使っているネームサーバーに登録されている側の設定だけです。多くの場合、設定画面に表示されているネームサーバーの名前と、前の節で調べた名前が一致するほうが、使われている画面です。見分けがつかない場合は、その会社のサポートに「いまのネームサーバーで使われているDNSの設定はどの画面ですか」と聞くのが確実です。

ドメインの管理画面に入れるか

ネームサーバーを切り替える操作は、ドメインを登録している会社の管理画面で行います。サーバーの会社とドメインの会社が別の場合、サーバーの会社の画面では切り替えられません。ログイン情報が分からない、前の制作会社が管理していて入れない、という場合は先にそちらを解決する必要があります。

  • 登録先が分からない——毎年届くドメインの更新案内や請求書の差出人が手がかりになります。「.com」「.net」などは、Whois検索の「Registrar(登録事業者)」の欄も手がかりになります。ただし、取次の会社を通して取ったドメインでは、実際に申し込んだ会社ではなく、取次元の登録事業者の名前が出ることがあります。その場合は、更新案内や請求書の差出人のほうを先に当たります
  • IDやパスワードを忘れた——登録先の再発行の手続きを使います。案内は、登録してあるメールアドレスに届くのが一般的です
  • 登録してあるメールアドレスが使えない——登録先のサポートに、本人確認の方法を問い合わせます

名義や管理者の確かめ方はホームページのドメインが制作会社名義になっているにまとめています。

DNSSECを設定しているか

ドメインにDNSSECという仕組みを設定している場合、そのまま切り替えると、ドメインの情報が正しく受け取れなくなり、ホームページもメールも使えなくなることがあります。設定しているかは、ドメインの登録先の管理画面で確かめられます。「.com」などは、Whois検索の「DNSSEC」の欄(「signedDelegation」なら設定あり、「unsigned」なら設定なし)も手がかりになります。設定している場合は、登録先でDNSSECの設定(DSレコード)を外し、その情報が行き渡るまで1日から2日ほどおいてから切り替えるのが一般的です。移し先でもDNSSECを使うかは、移し先の会社の案内に従います。

切り替えの順番

ネームサーバーごと替える場合は、次の順で進めると止まる時間を小さくできます。

  1. 移し先にホームページを用意し終える——データを移し、移し先の会社が用意する確認用のアドレスなどで、表示やフォームの動きを確かめておきます
  2. 移し先のネームサーバーに、必要な情報を先に登録する——控えておいた一覧をもとに登録します。ホームページの行き先は新しいサーバーの値にします(AAAAレコードがある場合はそれも)。メールは、どこで受けるかによって登録する値が変わります(次の節)。移し先の会社によっては、サーバーの管理画面にドメインを追加してからでないとDNSの設定を編集できないことがあります。ドメインを追加すると、ホームページやメールのレコード(A・MX・SPFなど)が自動で作られることもあります。控えた一覧と見比べ、食い違うものは書き換えるか、不要なものを消します。使わないサーバーを指すMXが残っていると、優先度が低くても、本来の受け先につながらないときなどに、一部のメールがそちらへ届くことがあります。また、SPFのTXTレコードは1つのドメインに1つだけにします。2つあると、受け取る側では無効として扱われることがあります。書き足す値は、既にあるSPFの1行にまとめます
  3. ドメインの管理画面でネームサーバーを書き換える——移し先の会社から案内されたネームサーバーの名前を、1文字も違えずに入れます。案内されたネームサーバーが複数あるときは、すべて入れます。お名前.comの画面での操作例はお名前ドットコムのネームサーバーをエックスサーバーに向ける方法で紹介しています。前のネームサーバーの名前は欄から消し、新旧が混ざった状態にしないようにします。前のネームサーバー側のDNSの設定は、前のサーバーを解約するまで消さずに残しておきます
  4. 行き渡るのを待つ——切り替えの情報がインターネット全体に行き渡るまでには時間がかかります。数時間から、長いと数日かかると案内されることが多く、そのあいだは見る人によって新旧どちらのサーバーに届くかが分かれます
  5. 確かめてから、前のサーバーを解約する——行き渡るまでのあいだは、前のサーバーにアクセスやメールが届くことがあります。後の節の確認が済むまで、前のサーバーは解約しないでおきます

メールの受け先で、準備が変わる

  • メールを別の会社(Google Workspace・Microsoft 365など)で受けている場合——メールの受け先は変わりません。MXレコードやDKIMは、控えた値をそのまま移し先に登録します。SPFも控えた値をもとに登録し、移し先のサーバーから送るメールがある場合は、次の「移し先のサーバーから送るメール」のとおりに書き足します。移し先が自動で作った、移し先のサーバーを指すMXレコードがあれば消します
  • メールを前のサーバーで受けていて、移し先のサーバーで受けるようにする場合——切り替えの前に、前のサーバーの管理画面で、メールアドレスの一覧と、転送・自動返信・迷惑メールの振り分けなどの設定を控えます。これらはDNSレコードではなくメールサーバー側の設定なので、DNSレコードの一覧を控えても移りません。控えたものをもとに、移し先で同じメールアドレス(受信箱)を作り、転送などの設定も入れ直しておきます。新しい受信箱のパスワードは、メールソフトの設定を変えるときに使うので、使う人ごとに分かるようにしておきます。MXレコードや「mail.」で始まるメールサーバーの名前は、控えた値ではなく移し先のサーバーの値で登録します。SPFには移し先のサーバーの値を入れ、行き渡って、全員のメールソフトの送信サーバーを移し先に変え終わるまでは、前のサーバーの値も残しておきます。DKIMを使う場合も、移し先が発行する値を登録します。切り替えたあとは、パソコンやスマートフォンのメールソフトの受信・送信サーバーの設定も、移し先の案内に合わせて変えます
  • ネームサーバーは替えるが、メールは前のサーバーで受け続ける場合——前のサーバーは解約できません。また、「レコードだけ替える」方法の説明で挙げた3つ(MXがドメイン名そのものを指している、メールソフトにドメイン名そのものが入っている、SPFがドメイン名そのものを頼りにしている)に当てはまると、控えた値をそのまま登録しても、ドメイン名が移し先を向いた時点でメールに影響が出ます。前のサーバー会社に、メールを使い続けるための設定を確かめてから登録します。移し先のサーバーから送るフォームの通知については、次の「移し先のサーバーから送るメール」も確かめます

メールの受け先を前のサーバーから移し先へ替える場合は、行き渡っている途中、メールが新旧どちらの受信箱に届くかが分かれます。この期間は、前のサーバーの受信箱もあわせて見ておくと取りこぼしを防げます。メールを別の会社で受けている場合や、前のサーバーで受け続ける場合は、受け先が変わらないため、正しく登録できていれば分かれません。受け先を移し先へ替える場合、メールソフトの受信サーバーを「mail.自社のドメイン」のように設定していると、切り替えが行き渡ったあとは前のサーバーにつながらなくなります。前の受信箱は、前のサーバー会社のWebメールや、前のサーバーの初期ドメイン(サーバー会社が割り当てている名前)で開けるかを、切り替えの前に確かめておきます。行き渡り具合を確かめる方法はDNS浸透状況を見える化する方法で紹介しています。

移し先のサーバーから送るメール(フォームの通知・自動返信)

問い合わせフォームの通知や自動返信は、ホームページのサーバーから送られていることが多く、ホームページを移すと送り元も移し先のサーバーに替わります。メールを別の会社で受けている場合や、前のサーバーで受け続ける場合は、次の2つを確かめます。

  • SPFに移し先のサーバーを書き足す——移し先のサーバーの値をSPFに書き足します(何を書けばよいかは、移し先のサーバー会社の案内にあります)。書き足していないと、自動返信が迷惑メールに入ったり、届かなかったりすることがあります。前のサーバーの値は、前のサーバーを解約するときに外します
  • サーバーの中で止まらないようにする——移し先のサーバーにドメインを追加すると、サーバーによっては、そのサーバーから自社のアドレスへ送るメール(フォームの通知など)を、MXレコードの行き先ではなくサーバーの中の受信箱に届けてしまうことがあります。その場合、フォームの通知だけが会社の受信箱に届きません。移し先のサーバーの管理画面に、このドメインのメールを使わない(外部のメールサービスで受ける)ための設定があるかを確かめ、あれば切り替えておきます

切り替えたあとの確かめ方

  • ネームサーバーが替わったか——先ほどのコマンド(nslookup -type=ns example.co.jp)で、移し先のネームサーバーの名前が出るかを見ます。切り替えの直後は、まだ前の名前が出ることがあります。時間をおいて何度か見ます。あわせて nslookup -type=mx example.co.jp で、メールの受け先が意図したとおりになっているかも見ます
  • ホームページが表示されるか——「www.」付きと無しの両方で、トップページだけでなく、サブドメインのページも開きます。問い合わせフォームからは実際に1通送り、通知と自動返信が届くかまで見ます。新旧のサーバーに同じ内容を置いているため、表示されただけでは移し先を見ているとは限りません。nslookup example.co.jp で出るIPアドレスが移し先の値になっているかもあわせて見ます。パソコンの社内の回線と、スマートフォンのモバイル回線(Wi-Fiを切った状態)の両方で見ると、行き渡り方の違いに気づけます
  • メールが受け取れるか——会社の外のメールアドレス(個人のGmailなど)から、会社のアドレスへ送って届くかを見ます。社内どうしのやり取りだけでは、外からのメールが届くかは確かめられません
  • メールが送れるか——会社のアドレスから外のアドレスへ送り、届くか、迷惑メールフォルダに入っていないかを見ます
  • httpsで開いたときに警告が出ないか——無料のSSL証明書は、ドメインが新しいサーバーを向いてから発行されるものが多く、発行が済むまでは、httpsで開くと「この接続ではプライバシーが保護されません」のような、画面全体の警告が出ることがあります。時間をおいても消えない場合は、移し先でSSLの設定が済んでいるかを確かめます。これとは別に、ページを開けたうえでアドレス欄に「保護されていない通信」と出る場合の原因と見分け方は「保護されていない通信」と表示されるにまとめています
  • 所有権の確認が外れていないか——Search Consoleなどで、DNSのレコードで所有権を確認していた場合は、確認が有効なままかを見ます

起きやすい失敗

  • メールだけ止まる——ホームページの行き先だけを登録して、MXレコードやSPFを移し忘れる失敗です。控えた一覧と、移し先に登録した内容を1行ずつ突き合わせると防げます
  • 前のサーバーを先に解約する——行き渡る前に解約すると、まだ前のサーバーを見ている人にはホームページが表示されず、メールも届かなくなることがあります。前のサーバーに残っていたメールも失われることがあります
  • 違う画面で設定する——使われていない側のDNS設定画面に登録しても、何も変わりません。エラーも出ないため気づきにくい失敗です
  • ネームサーバーの名前の打ち間違い——存在しない名前は登録先の画面が受け付けないこともありますが、受け付けられてしまうと、全部を打ち間違えた場合はホームページもメールも使えなくなり、一部だけの場合は表示が遅くなったり、ときどきつながらなかったりします。案内された名前はコピーして貼り付けるほうが安全です
  • DNSSECの設定を残したまま切り替える——「切り替える前に控えておくもの・確かめておくこと」で触れたとおり、ホームページもメールも使えなくなることがあります。切り替える前に、設定しているかを確かめます

メールが止まったときの切り分け方は会社のメールが届かない・送れないにまとめています。

自分で切り替えるか、頼むか

ドメインの管理画面に入れて、登録されているレコードが少なく(ホームページの行き先と、メールの受け先くらい)、移し先の会社の手順書があるなら、自分で進めることもできます。

一方で、次のような場合は、作業に慣れた人に任せたほうが安全です。

  • メールを別の会社(Google Workspace・Microsoft 365など)で使っていて、SPFやDKIMなどの設定が入っている
  • メールの受け先も一緒に移すため、受信箱の作成やメールソフトの設定変更が要る
  • サブドメインや、何のためか分からないレコードがいくつも登録されている
  • 前の制作会社が設定したもので、いまの設定の中身を誰も説明できない
  • メールが半日止まるだけでも業務に差し支える

blancに依頼する場合の料金

ネームサーバーの切り替えをblancに依頼する場合は、料金表の次の項目が関係します。

作業

料金

備考

ネームサーバー設定代行

5,500~11,000円(税込)

※ネームサーバーの切り替えのみは5,500円。メール(MX・SPF)やサイトの向き先など、DNSレコードの移し替えを含む場合は11,000円まで。ネームサーバーを替えずに、サイトの向き先(Aレコードなど)だけを書き換える場合もこの項目で承ります。切り替え後のサイト表示・メール受信の確認まで。

ホームページのデータそのものを移す作業や、ドメインの契約先を移す手続きについては、料金表に別の項目として次のものが載っています。

作業

料金

備考

サーバー移転代行

33,000~88,000円(税込)

※サーバー維持費用は含まれません。

サーバー移転代行(データベース含む)

55,000~165,000円(税込)

※サーバー維持費用は含まれません。ページ数・メールアカウント数により増減します。

ドメイン移管代行

22,000~33,000円(税込)

※他社からの移管手続きと、移管後のサイト表示・メール受信の確認まで。ドメイン維持費用は含まれません。

メールアドレスの設定については、料金表に次の項目があります。

作業

料金

備考

メールアカウント設定代行

1,100円(税込)

※1アカウントにつき。10件以上はまとめてお見積りします。

ドメインの管理会社そのものを移したい場合の進め方はドメインの管理会社を移したい(ドメイン移管)にまとめています。

ネームサーバーの切り替えについてのQ&A

切り替えのあいだ、ホームページは止まりますか

移し先に同じ内容のホームページを用意し、前のサーバーを残したまま切り替えれば、見る人は新旧どちらかのサーバーに届くため、止まらずに済むことがほとんどです。ただし、移し先のSSL証明書の発行が済むまでは、httpsで開いた人に警告の画面が出ることがあります。行き渡っている途中は、問い合わせフォームの送信やWordPressの更新も、新旧どちらのサーバーに届くかが分かれます。この期間は、更新作業を控えると混乱を防げます。移し先にホームページを用意しないまま切り替えると、行き渡った人から順に表示されなくなります。

切り替えると、いままでのメールは消えますか

ネームサーバーを切り替えるだけでは、受信箱のメールは消えません。ただし、メールを受けるサーバーそのものが替わる場合は、前のサーバーに残っているメールは自動では移りません。前のサーバーを解約する前に、必要なメールを移すか、手元に保存しておきます。メールソフトをIMAPで使っている場合、つなぎ先が新しいサーバーに替わると、前のメールが画面から見えなくなることがありますが、その時点ではまだ前のサーバーに残っています。

うまくいかなかったら、元に戻せますか

控えておいた前のネームサーバーの名前に書き戻せば、元に戻せます。ただし、戻すときも行き渡るまでの時間がかかります。前のサーバーとその設定を残しておくことが、戻せる条件になります。移し先でDNSSECを有効にしていた場合は、先に登録先でDNSSECの設定(DSレコード)を外し、1日から2日ほどおいてから戻します。また、切り替えのあいだに新しいサーバーに届いたメールは新しいサーバーに残ります。戻したあとも行き渡るまでは新しいサーバーに届き続けるため、新しいサーバーを解約する前に移すか保存しておきます。

まとめ

  • 何が変わるか——DNSの情報を答える側がまるごと替わり、前の情報は多くの場合、自動では引き継がれません
  • 切り替える前に——いまのネームサーバーの名前と、DNSレコードの一覧を管理画面から文字で控えます。メールをどこで受けるか、ドメインの管理画面に入れるか、DNSSECを設定しているかも確かめておきます
  • 順番——移し先にホームページを用意し、必要な情報を先に登録してから切り替え、確かめてから前のサーバーを解約します
  • 確かめ方——ホームページの表示に加えて、外からのメールの受信と、外へのメールの送信を確かめます

blancでは、着手前のお見積りを無料でご提示しています。

ホームページの修正・更新でお困りではありませんか?

お電話でのお問い合わせはこちらまで

フリーダイヤル0120-781-437

受付時間 平日 9:00~18:00(時間外も応相談)

他社で制作したサイトもOK。軽微な修正は最短当日対応します

ホームページ修正・更新の詳細を見る(相談無料)

検索ボックスへキーワードを入力してください

ホームページ制作、更新、SEOに関する
お問い合わせ・お見積もり依頼は、
電話もしくはフォームでも受け付けております。

フリーダイヤル0120-781-437

受付時間 平日 9:00~18:00

まずは無料相談する