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Yahoo!広告のアイコンが変わった?ファビコン表示の仕様

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広告の「地球儀マーク」がロゴに?見慣れた表示の変化とは

検索結果で見かける「スポンサー広告」。その横に表示される地球儀マーク(🌐)が、最近ではブランドのロゴマークに変わっているケースがあることに気づいた方もいるのではないでしょうか?

これは、Yahoo!検索広告やGoogle広告で導入されたファビコン(ロゴ)表示機能が関係しています。

本記事では、「なぜ広告にブランドロゴが表示されるのか」「どんな条件でロゴが表示されるのか」などをわかりやすく解説します。広告運用者やWeb担当者の方はもちろん、広告表示の仕組みに興味のある方にも参考になる内容です。

Yahoo!検索広告に導入された「ファビコンアセット」とは?

2025年に入ってから、Yahoo!広告では広告の見た目をよりリッチにする新機能「ファビコンアセット」が提供されるようになりました。

従来の仕様

これまでは、Yahoo!検索広告の表示において、リンクの左側に地球儀アイコンが表示されていました。これは「このリンクは広告である」という識別を目的とした表示です。

ファビコンアセットの登場

新たに導入された「ファビコンアセット」は、広告主が自社のロゴやアイコン(ファビコン)をアップロードできる機能です。設定が承認されると、地球儀マークの代わりに自社ブランドのロゴが表示されるようになります。

✅ 表示条件の例:

  • Yahoo!広告の管理画面からファビコン画像を登録
  • 審査に通過した画像のみ表示される
  • すべてのデバイス・検索語句に表示されるわけではない

🔗 参考: Yahoo!広告公式コラム - LINEヤフー for Business

ブランドロゴを広告に出す理由とは?

広告にブランドロゴを出すのは、見た目の工夫だけでなく実利的な広告効果の向上が目的です。

視認性アップ

検索結果にロゴが表示されることで、広告の存在感が強くなり、ユーザーの目を引きやすくなります。

クリック率の改善

Yahoo!広告やGoogle広告では、ロゴ表示によりクリック率が向上するというデータも存在します。企業としては、同じ広告費でも効果を最大化できるメリットがあります。

ブランド認知の向上

とくに知名度のあるブランドにとっては、ロゴの表示がユーザーの安心感や信頼感につながります。

すべての広告でロゴが表示されるわけではない

検索広告でロゴが表示されていない広告も多数あります。それにはいくつかの理由があります。

広告主が設定していない

ファビコンアセットは自動では適用されません。管理画面での設定と審査が必要なため、未設定の広告主は従来通り地球儀アイコンのままです。

審査が通らなかったケースも

アップロードしたロゴ画像がYahoo!広告の広告ポリシーに違反している場合、ファビコンとして使用できません。

表示条件にばらつきあり

ファビコンが表示されるかどうかは、検索キーワードやデバイス、広告表示位置などによって異なります。設定・審査に通っていても、必ずしも常にロゴが表示されるとは限りません。

Google広告にも類似のロゴ表示機能がある

Yahoo!広告だけでなく、Google広告(Google Ads)でも、ロゴやブランドアイコンが表示される機能が一部導入されています。

✅ 概要まとめ

項目

内容

導入状況

一部広告主に限定してテスト導入中

設定方法

ロゴをアップロード(手動)

表示タイミング

条件により異なる(すべての広告で表示されるわけではない)

表示対象

検索広告が中心

🔗 Google Developers: Favicon in Search

⚠ 注意点

  • 明確な公式の申請フォームは存在せず、一部の広告アカウントに限定されています。
  • オーガニック検索と広告表示のファビコン仕様は異なります。
  • すでに設定されていても、広告の表示環境次第ではロゴが出ないこともあるようです。

広告にロゴが表示されるかの見分け方

広告横にブランドロゴが表示されているかどうかは、見た目で一目瞭然です。もしロゴが表示されていれば、それは広告主がファビコンアセットGoogle広告のロゴ表示機能を利用していることを意味します。

よくあるパターン

  • ロゴ表示あり:企業ロゴ、サービスアイコンなどが出ている
  • ロゴ表示なし:従来の地球儀マーク(🌐)が表示されている

技術的な補足

ホームページ自体に設定されているファビコン(例: favicon.ico)は、広告のロゴ表示とは別の仕組みで管理されています。

<!-- 例: ホームページに設定されたファビコン -->
<link rel="icon" href="/favicon.ico" type="image/x-icon">

このようなコードはホームページのタブやオーガニック検索結果に影響しますが、広告で表示されるロゴには影響しません

【まとめ】

検索広告の横に表示される「地球儀マーク」が「ブランドロゴ」に変わっている理由は、広告主がYahoo!広告やGoogle広告でロゴ表示機能(ファビコンアセット等)を設定しているからです。

これは、広告の視認性を高めたり、ブランド認知を向上させたりするための重要な施策のひとつであり、すでに一部の広告主が活用を始めています。

✅ 今後の活用に向けてのヒント

ホームページ制作や広告運用を担当している方は、次の点を検討してみてください。

  • Yahoo!広告の管理画面から「ファビコンアセット」を設定してみる
  • ブランド認知が高い場合は、ロゴ表示による広告強化を意識する
  • Google広告でも同様のロゴ機能が使えるか確認する
  • ホームページ自体のファビコンも忘れずに整備しておく

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