さくらのサブドメインから独自ドメインへの変更方法
更新日：2023年06月23日

さくらのサーバーで独自ドメインを設定し直す方法について説明します。
この記事が、初めてドメインの設定をする方や、すでにサブドメインを使用していて独自ドメインに変更したい方の参考になれば幸いです。

ネームサーバーをさくらに向ける

まず始めに、既存のサブドメインから独自ドメインに移行する前に、ドメインを取得する必要があります。
ドメインを取得したら、ネームサーバーをさくらのものに向けます。以下がさくらのネームサーバーのアドレスです。

ns1.dns.ne.jp
ns2.dns.ne.jp

これをあなたのドメイン提供業者の設定画面で設定します。
設定方法は業者によって異なりますので、詳細は各社のサポートページをご確認ください。

さくらサーバーに取得したドメインを設定する

次に、さくらのサーバーに取得したドメインを設定します。設定はコントロールパネルから行います。

1. コントロールパネルを開き、「ドメイン/SSL」をクリックします。
2. 「ドメイン新規追加」をクリックし、取得したドメイン名を入力します。
3. 次に、「ドメイン一覧」から独自ドメインの「SSL」をクリックし、「SSL証明書登録」を選択します。
4. ここでは「Let's Encrypt (無料SSL)」を選択します。これにより、SSL証明書が自動的に発行され、独自ドメインにSSLが適用されます。
5. 最後に、「ドメイン一覧」から独自ドメインの「設定」をクリックし、「Web公開フォルダ」にサブドメインで使用していたフォルダーを指定します。

これで独自ドメインの設定は完了です。取得した独自ドメインのURLでサイトが開けることを確認しましょう。

さくらのサブドメインで共用SSLを設定していた場合の手順

さて、もしもさくらのサブドメインで共用SSLを設定していた場合は、以下の手順で設定を変更します。

1. コントロールパネルを開き、「ドメイン/SSL」をクリックします。
2. 「ドメイン一覧」からサブドメインの「設定」をクリックします。
3. 「SSLの利用」の項目で、「SSLを利用しない」に変更します。

サブドメインの設定を削除する

最後に、不要になったサブドメインの設定を削除します。

1. コントロールパネルを開き、「ドメイン/SSL」をクリックします。
2. 「ドメイン一覧」からサブドメインの「設定」をクリックします。
3. 画面下部にある「削除」ボタンをクリックします。

まとめ

以上が、さくらのサーバーでサブドメインから独自ドメインへの設定変更の方法です。
注意点としては、設定変更後、独自ドメインで正しくサイトが表示されるか必ず確認してください。
また、設定変更によりサイトが一時的に表示されなくなる可能性もありますので、訪問者への影響を考慮して、設定変更は訪問者の少ない時間帯に行うことをお勧めします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事があなたのドメイン設定作業をスムーズに進める手助けとなれば嬉しいです。